かぼちゃサプライズ!

From 倉橋燿子


先日、友人を招いた時に、かぼちゃプリンの
ホールケーキをいただいた。


箱を開けて出てきたものは、コレ!

なんと、まるごと“かぼちゃ”のまんまの姿!


見た瞬間、「うわ~~~!!」と
声を上げてしまった。


なんていう迫力!!


私の叫び声で、ドヤドヤとそこにいた全員が
かぼちゃの周りに集まってきた。

直径約30センチくらいあるその姿は、
あまりに衝撃的で一時騒然となった。



さあ、どうやって切ろうかとナイフを入れると
意外と皮まで柔らかくて切りやすい。
「いざ!」と半分に切り、それをまた半分に・・・
と8等分にしようとしたら、予想外に大きい。
結局1/4カットをさらに3つに切り分けてみた。


それでも、まだおっきい!


食べてみると・・・

「ん~♡ お~いしいぃぃ~~♡♡♡」

と満場一致で歓喜の声があがった。


真ん中のかぼちゃプリンの部分と外側の
かぼちゃを一緒に食べると、
ちょうどよくマッチして、
思わずにやけてしまうほどの絶妙な味。


幸せ気分で、すっかりお腹も満たされました☆
というか、はち切れた!(>_<)



「これを考えた人って、スゴイね~!」と、
皆で大絶賛していたら、
「これ、カンボジアでも見たことあるよ」
という声が。


んん??


カンボジアに数ヶ月仕事で滞在していた時に、
街中で見たことがあると言う。

そもそも「かぼちゃ」は、ポルトガル人が
カンボジアから日本に伝えたものだそうで、
日本語の“かぼちゃ”の語源になっている。
「カンボジア(Cambodia)」が訛って
“かぼちゃ”に。


カンボジア、カンボじゃ、かぼじゃ、
かぼちゃ・・・。確かに!


なるほど~。
このまるごとカボチャプリンの発想の元は、
国を超えたカンボジアの人達が由来だったのか~。


翌日、食べきれずに残ってしまったかぼちゃは、
「パンプキンスープにしてみよう」という案が採用。

まだ一度も使ってなかった、譲り受けた
ハンドブレンダーを棚の奥から出してきて、
初トライ。

恐る恐るやってみたら、一気に
なめらかふんわりスープが完成!!

すごーいっ!(゚Д゚)



こうして、まるごとかぼちゃプリンは、
余すところなく完食!


かぼちゃプリンのサプライズのおかげで、
すっかり感激してしまった。


それにしても、こういうサプライズって、
しみじみ、うれしいもんですね!


人を喜ばせるサプライズ、
わたしも何か考えたくなってきたゾ!




YOKO KURAHASHI

倉橋燿子 公式サイト

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