4月新刊は単行本!『泣いちゃうわたしと泣けないあの子』

From 倉橋燿子

お待たせしました! 


今年初めての新刊は、
4月発売の単行本。


タイトルは、

『泣いちゃうわたしと泣けないあの子』

(講談社 倉橋燿子)




今回は、青い鳥文庫シリーズ
ではなく、単行本での出版です。


「泣く」と言っても
ヒトコトでは言えない、
それぞれの背景や理由が
あるものですよね。


悲しい時や悔しい時に
出るもあれば、
嬉しい時や感動した時に
出るも……。


きたくないのに、勝手に
が出ることもあるだろうし、
きたくてもけなくなって
しまっている場合もある
かもしれません。


こういうことって、年齢関係なく
大人になってもよくありますよね。


今作では、「泣く」ということを
ポイントに、心の奥に隠れた想いが
どのように紡がれていくのか、

主人公たちに託してみました。




 “泣いちゃうわたし“
ー白須芽衣(メイ)と

 “泣けないあたし”
ー黒田凛(リン)の

正反対な二人の物語――。


     ★


主人公は、何かとすぐに泣いて
しまう中学1年生の女の子・メイ

自己紹介するだけで涙が出てしまう
メイは、ほんとうの友だちが作れず、

 “一緒にいるけど、一緒じゃない。
 一人じゃないけど、さみしい。“

そんな日々を送っていました。


対照的に、同じクラスの明るくて
積極的なダンス部の女の子・リン
は、
学校生活をめいっぱい楽しんでいる。

……でも、実はシングルマザー家庭。
母に代わって家事や弟の世話をして、
悶々とした日々
を過ごしています。


この真逆な二人が、
クラスの園芸委員をキッカケに、
同じアイドルグループの推し
だと判明。


二人は、“推し活”という共通点
をもとに、急接近


初めての推しのホールライブに
二人で一緒に行くことになるの
だけれど…… 

メイが親にウソをついて出かけた
ことで、リンを巻きこむ騒動に。


     ★


メイとリン
それぞれの母親との関係
そして、
二人の友情の未来は――?


     ★


――泣いちゃうのは、なぜ?
――泣けないのは、なぜ?


     ★


自分がどちらに当てはまるのか、
はたまた両方あるのかは、
メイとリン、それぞれの気持ちに
重ね合わせながら、この物語を
読んでいただけたらうれしいです!



子どもも大人も世代関係なく、
「あ~、わかる!」と思える
あなただけのキーポイントに
きっと出会えると信じて……。



発売は、4/10(水)頃。



ネット通販では、
予約販売もスタートしています。



皆さんの心に寄りそえる
物語となれますように……★



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