アンケート結果&倉橋燿子セレクト・心に残ったことば『いちご』編 part1
From 倉橋燿子
みなさん、こんにちは!
先日Xで始めたアンケート、
投票してくれたみなさん、
メッセージをくれたみなさん、
ありがとうございました💕
アンケートは、
わたしの過去作品のなかで
『心に残った作品』は?
という質問。
結果は、
『パセリ伝説』がダントツ1位!
続いて、
2位が『いちご』
3位が、『ペガサスの翼』
4位は、『夜カフェ』
でした~~!
4作品以外には、
『青い天使』『ホーリースクール』
『星カフェ』『カノンの響き』
『ラ・メール星物語』
『風を道しるべに』
『さようならこんにちは』
などを挙げてくれた方も!
それにしても、今でも本の内容を
しっかり覚えていてくれて、
熱い感想を書いてくださる
読者の方々が多くて、びっくり!
みなさん、すご~い!👏👏👏
おかげで、めちゃくちゃ
はげまされました!
長い間、作品を愛し続けて
くれて、ほんとうに
ありがとうございます😢
🌟過去作品ふり返りスタート!
いったん世に出た作品って、
「お嫁に出した」みたいな感覚
になるので、発売後にじっくり
読み返すことは案外少ないんです。
でも、引越しのときに見つけた
たくさんのお手紙とその熱さに
感化されて、ひさしぶりに
じっくり読んでみたら……
「ワァー💦 こんなこと
書いてたんだっけ!?」
の連発でした。
とはいえ、こうも考えました。
“考えていることって、
昔も今もさほど変わらないんだなー“
“これがわたしの、
共通して伝えたいことなんだ!“
ってことがわかったのは、
大きな収穫💖
このふり返りを機会に、
過去作品に触れて、
心に残ることばと出会って
もらえたらうれしいな。
ということで、
📍倉橋燿子セレクト
心に残ったことば『いちご』編 part1
をお届けしまーす!
『いちご』(全5巻)
講談社 青い鳥文庫
倉橋燿子/作 さべあのま/絵
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【あらすじ】
小学5年生の主人公のいちごは、
アトピーに悩んでいる女の子。
お父さんの転勤で東京から信州の
山のなかへ一家で引っ越し。
大自然のなかでの毎日は、いちごに
とって初めてのことばかり。
お父さんの親友の息子、光くんや
犬のゴローをはじめ、森に暮らす
動物たちとの出会いによって、
だんだんと変わっていく、
いちごの姿を描いた物語。
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コレは、実感!
大きくうなずいた瞬間でした✨
++ ことばの背景story ++
光や犬のゴローと過ごすのを
楽しみにしていたいちごが
お母さんとデパートへ行くこと
になった時のこと。
買い物に夢中になっている
お母さんを待ちながら、いちごが
“森で過ごす時間はあんなにも
はやく時間が過ぎるのに、
今日はどうして一日がこんなに
長いんだろう……“
と不思議に思った時のことばです。
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++ ことばの背景story ++
転校先でもアトピーをからかわれ、
ツライことが重なったいちごは、
学校に行くのがいやになり、
両親とある約束をします。
“一週間だけ学校を休んでもいい。
その代わり、一週間後には必ず
学校に行くこと。“
残り二日となった雨の日、犬の
ゴローは、ヨモギを探しに森に行き
たがっていたいちごをよろこばせ
たくて、森でヨモギの葉を探し
続けます。その後、弱って苦しむ
ゴローが、いちごに伝えようと
した時のことばです。
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++ ことばの背景story ++
いちごのアトピーがよくなってきた
夏、東京の小学校で仲の悪かった
みどりが、『光の国いちご村』に
やってきました。
クラスでリーダー的存在だった
みどりは、いちごと同じアトピーが
出てしまったのを男の子たちに
からかわれ、いちごを目の敵に。
夏のある嵐の日をきっかけに、
いちごは勇気をもって、初めて
みどりに対等に自分の意見を
言うことができました。
その一波乱あったあとの、いちごの
心のうちを表したことばです。
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今回は、この3つのことばを
セレクトしました!
ひさしぶりの『いちご』、
みなさんはどう感じましたか?👀
犬のゴローに、光くんや
みどりちゃんも、みんな
なつかしかったな~~💓
子どものころに読んだ感覚とは、
また違った視点で感じられる
ものがあるかもしれない。
『いちご』を持っている方は、
パラパラとめくってもらえたら
うれしいな。
今お持ちでない方は、図書館や
古本、もしくは電子書籍で探して
もらえたら幸せです!
では、
次回の『いちご編』part2🍓も
お楽しみに✨
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