倉橋燿子セレクト・心に残ったことば『ペガサスの翼』編 Part3
From 倉橋燿子
5月も半ば。
ずいぶん暑くなってきましたね💦
まるで初夏!⛱
今年初の半袖デビューはもちろん、
早めの衣替えに暑さ対策と忙しい。
さて、2回に渡り紹介してきた
『ペガサスの翼』ですが、
ちょうどこの本のモデルになった、
千葉にある乗馬倶楽部イグレットに
またまた行ってきました!
イグレットでは、初の試み。
『お馬さんたちといっしょに
聴く野外コンサート🐴
というイベントが開催され、
そこへ参加したというわけ。
前回は桜が満開の時期だったけど、
今回は五月晴れで、さわやか~!
大自然のなか、そよ風とともに
鳥の鳴き声や馬のいななき、
ハープの音がまるでひとつの
楽曲のように聴こえてくる、
癒し効果バツグンの
贅沢なロケーションでした✨
イヌネコちゃんたちも
寝転がりながら気持ちよさそうに
聴いていて、かわいかった!
では、
今回は『ペガサスの翼』(下)から
セレクトした「心に残ったことば」
Part3をお届けします!
🌟倉橋燿子セレクト・心に残ったことば『ペガサスの翼』編Part3
ドリームファーム物語
ペガサスの翼(上中下巻)
講談社 青い鳥文庫
倉橋燿子/作 佐竹美保/絵
++📕++あらすじ++📕++
原因がわからないまま学校に
行けなくなった理央が、
傷ついた馬ペガサスと出会い、
ふれあう中で、“ほんとの気持ち”を
大切にしようと変わっていく物語。
ペガサスと秋の競技会へ出場し、
いっしょに飛べる幸せを
かみしめる理央だったけれど……
++++📕++++📕++++
📍『ペガサスの翼』6つ目のことば
初めて会ったときは
心はガサガサで、
だれも信じられなくて
ひとりぽっちどうしだった
理央とペガサス。
ペガサスの過去を聞いた理央は、
自分と似てる、いやそれ以上に
つらく悲しい思いをしてきた
ペガサスの気持ちが、どんどん
心にしみいってきた。
ペガサスにも、そんな理央の
気持ちが流れるように届いたから
ふたりはこんなにも
心が通じ合えたんだね。
もし理央が体験したつらいこと、
悲しいことがなかったら、
きっとペガサスとこんなふうに
気持ちを通わせ合えることは
なかった。
“杏子おばさん”じゃないけれど、
「悲しみは、
きっとなにかを教えてくれる」
わたしもそう信じています✨
📍『ペガサスの翼』7つ目のことば
理央とペガサスが一番大切に
していた“ほんとの気持ち“。
人って、やきもち焼いたり、
投げやりになったり、
すねたり、落ちこんだり、
いろんな気持ちになる。
心がささくれだったときには、
ちょっと立ち止まって、
自分の心にむかいあってみる。
そうしたら、どうして
心がささくれだったのか
わかるはず。
せわしなく過ごしていると
見失いがちだけど、
自分の心と語り合う時を
持つのも大事なこと。
★★★
いや~、下巻はラストが衝撃😢
ラストに近づくにつれて、
この後何が起こるか知ってる
だけに、読むのが怖かった~~💦
でも、あとがきに書いたことは
今でも、切に切にそう思います。
いっしょにいられる時間って、
ほんとうは限られてる。
だからこそせめて、
いっしょにいる時間は
大切にしたいって。
それと、
理央が言っていたように、
「みんながひとりぽっちから
救われていく
自分が自分でいられる場所」
――ドリームファームのような
場所をこれからも作りつづけたい。
そのことを確信できた
ステキな時間をいただけました!
それでは、『ペガサスの翼』編は
これにて終了。
次は、6月をめやすに
『パセリ伝説』編
“心に残ったことば“を
紹介していく予定です!
お楽しみにね~~★
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