『パセリ伝説』特集を終えて…⭐倉橋燿子より皆さまへメッセージ
電子書籍版『パセリ伝説』の
アフターストーリーが公開される
ことがわかって、6月にスタート
させた「パセリ伝説」特集ですが、
約4か月を経て、ついに完結!
アンケート企画も楽しく、
読者の皆さんと交流できたのが
とても嬉しかったな~♡
参加&応援してくださった皆さん、
本当にありがとうございました。
『パセリ伝説』の第一巻が出版
されたのは、2006年10月。
私自身とても懐かしく、
ものすごく久しぶりに
『パセリ伝説』を読み返しました。
改めて読んでみると、
「えーっ、
 こんなことを書いてたのー?」
と自分でもビックリで、
事件が起こるたびに、
「まさか、隼人が裏切った?」とか
「清太郎、しっかりしろ!」とか
「ミント、かわいい!」などと
一人でつぶやきながら、
一読者になっていました。
書いた私でさえ、こんな調子なのに、
読者の皆さんからは、
といったメッセージをいただき、
ただただ頭が下がる思いでした。
このような発売当時からのお便りを
一巻ごとに読み返していると
今も胸がジーンとなります。
この物語は、誰の心の中にもある
光と闇を描いたものです。
心のストレスやモヤモヤした思い、
誰かに対する嫉妬や恨み、
劣等感や優越感、怠ける心、
すぐに頼ってしまう心――。
こうした気持ちが基になり、
それを周りにぶつけたり、
時には自分で自分を責めて
追い込んでしまったりするのが
私たち……。
北海道で、おじいちゃんがくり返し
パセリに言い聞かせていたなかに
こういう言葉がありました。
おじいちゃんは、また
こうも言っています。
これらの言葉が象徴するとおり、
人間の心は弱いもの。
そのなかでもなんとか、
パセリやミモザ、隼人や秀人、
マリモやレンゲ……
みんなそれぞれが負けない心を
つくっていった物語のように
思います。
現在の世界を見ると、
様々に私たちを不安にする事件が
あちらこちらで起こっています。
まさに『パセリ伝説』での
ラスボスであるギガが地球に現れ、
暴れているかのようです。
今回の特集を通して、『パセリ伝説』
を読み返してくださった方々が、
改めて自分の中の“光と闇の心”を
見つけるきっかけとなってくださる
ことを願ってやみません。
そして、そんなあれこれを、
このサイトでまた語り合えたら、
どんなに嬉しいことでしょう。
その願いを込めて、
今後も折々に、私が感じたことを
書いていきたいと思います。
🚩倉橋燿子講演会のお知らせ
皆さんに直接お会いできる機会が
あったらいいなぁ~✨
と思いを馳せていたら、
なんと願いが叶いました!
11/9(日)
江東区こどもプラザ図書館にて
講演をさせていただくことに
なりました!
とっても楽しみです💞
申込などの詳しい情報は、
コチラをご覧ください。
どしどしご応募くださいね。
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