刺激づくしのワークショップ
From 倉橋燿子
先週、開催した
「親子で作文ワークショップ」
の報告です!
予想以上に刺激的で楽しく、
驚きの連続。
とっても素晴らしい場になりました!
当日は、親御さんたちが見守る中、
10名の子供たちが参加。
年齢は、小学2年生から中学2年生
までと幅広く、作文はニガテ…
という子ども達も多かったのですが、
実際に作文を書いてみたら、
みんなとっても真剣な顔つき。
しかも、何枚もの原稿用紙に
取り組む姿は、衝撃でした。
実を言うと、私も小さいころは
作文がニガテで……。
それが、あることがキッカケで
書くことが好きになり、
その二十年後には小説家として
物語を書くようになった。
そういった私自身の体験談を
交えながら、皆さんに「書く」ための
大切なポイント―“秘訣”?をお話して、
具体的に取り組んでいきました。
テーマは
「夏休みに楽しかったこと、
楽しみにしていること」
作文にとりかかる前に、
「いろんな気持ちマップ」という
シートに、自分の気持ちを書き出す
ことからスタート!
心の中にはいろんな気持ちがあって、
思っちゃいけない気持ちなんて
一つもない。
感じ方も、一人一人みんなちがう。
「自分は何を書きたいのか」
「なぜそれを書きたいと思ったのか」
それを考え、書いてみることで、
自分の気持ちが分かってくるんですね。
そして、本番!
書いている最中にテーブルをまわると
みんないろんな話をしてくれました。
初めは緊張気味だった顔が、
話すほどに、取り組むほどに、
どんどんやわらかくなっていって…。
そのうち書く手が止まらないほど集中。
時には頭を抱えて考えこんだりして、
本当に一生懸命!
最後には、なんと10名全員が、
みんなの前で発表してくれました!
それぞれの個性があふれていて
表現の仕方や構成の仕方も
すごく上手で、ビックリでした。
「読むこと」や「書くこと」は、
考える力を育むために、とっても
大切なことだと言われています。
以前は、自分の頭で考え、手足を使って
調べないと答えが手に入らなかった。
でも、今はスマホで簡単に
答えを出せてしまう。
便利だけど、考える機会はずいぶん
減ってしまっているんですよね。
でも、今回のワークショップで、
子供たちの中に、
こんなにも考える力があって、
作文によって、
こんなにも引き出されるんだ!
ってことがわかったことは、
私にとって大きな発見でした。
なぜ? どうして?
と自分の心に聞いて考えてみる。
そして、
自分の気持ちを素直に表現する。
これが、書くことの秘訣なんじゃ
ないかなって、あらためて思いました。
考える力をつけるためにも、
自分のことを知るためにも、
たまには作文や日記を
書いてみるのもオススメですよ♪
★作文にトライしてみたい!
という方へ★
この作文ワークショップを
企画してくださった、
DAC未来サポート文化事業団から、
「みらさぽ絵画・作文コンクール」という
イベントで作文を募集しているそうです。
受賞すると、豪華な賞があるとか!?
チャレンジしてみたい方は、ぜひ★
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