わたしの作品には、
いつも登場人物の中に、
キーとなる“大人”が出てきます。

例えば、
『パセリ伝説』では、パセリの
おじいちゃんやおばあちゃん。

『夜カフェ』では、
ハナビの叔母の愛子さん。

昨年出版した『倉橋惣三物語』
では、主人公である、
“近代幼児教育の父“と呼ばれる
倉橋惣三氏自身が、まさにその
”大人“の存在でした。

自分自身が幼いころに
「いてほしかった大人」でもあり、
子どもたちに向けて本を書くなかで
「こうありたいと思ってきた姿」
なんだと思います。

自身の体験も含めて、
「子どもを伸ばす大人」
つまり、「子どもの持っている
可能性をとことん信じる大人」
について、『夜カフェ』の
愛子さんを例に、書きました。

ぜひ、読んでみてくださいね。

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2022.06