パセリたちの誕生日
From 倉橋燿子
7月7日、パセリ伝説をずっと応援してくれているみなさんから、
パセリたちへの誕生日メッセージをたくさんいただきました。
本当にうれしかった。
今年もお祝いしてくれて、ありがとうございました!
『パセリ伝説』の1巻目が発売されたのが、2006年10月。
私にとっては、初めてのファンタジーということもあり、
1巻目を書き上げるのは、かなり苦戦・・・。
何度も何度も、書いては直し、書いては直しで、
まさか12巻まで続き、さらに外伝まで発売されるとは思ってもいませんでした。
しかも、パセリたちの誕生日に、ちょうどタイミング良く、
『パセリ伝説』重版分の見本が届くとは!
それもこれも、ずーっとパセリたちを応援してくれた、みなさんのおかげです!
今はもう、高校生や大学生、社会人になっているみなさん、
そして今読んでくれている小学生、中学生のみなさんに、改めてこの言葉を贈ります。
「わたしはたまたま、分かりやすいように青い星をもって生まれてきたけど、マリモちゃんにだって、目には見えないマリモちゃん色の星が必ずあるはずよ。マリモちゃんにはマリモちゃんの願いや使命があるの」
覚えている人は、もう分かったかな?
これは、6巻のパセリがマリモに別れを告げる時の言葉で、
実は、自分でも書きながら泣いてしまったシーン。^^;
目には見なくても、一人一人、それぞれの色の星があるはず。
そう信じて、私もずーっと応援していますよー!
さて、私は今、ファンタジーではなくリアル中学生の物語に挑んでいるところです。
と言っても、もう4巻目が来月発売します!
『ポレポレ日記(ダイアリー)』シリーズ。
サブタイトルは、『運命のいたずら』。
みんなも、「自分ってなんだろう?」「友だちって何だろう?」「恋ってなんだろう?」
なーんてこと、考えたことあるんじゃないかな?
そんな疑問を抱きながら、ユズは少しずつ答えを見つけていくのですが、
今回の巻で、ユズの心は大きく揺さぶられます。
恋のことも、ダンスのことも・・・!?
『パセリ伝説』の読者だった皆さんの心にも、響く何かがきっとあるハズ。
私も、かなり気合いを入れて書いたので、ぜひぜひ楽しみにしていて下さいね。
(Photo:『ポレポレ日記(ダイアリー)』シリーズ 1~3巻)
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