夏は、枝豆。

From 倉橋燿子


8月。梅雨も明けて、ついに夏!
暑いのと寒いの、どちらの季節も苦手・・・。
でも、冬よりも夏が好き。


というのも、大好きな枝豆の
イチバン美味しい季節だからだ。


小さい頃から枝豆が大好物で、
あまりに好き過ぎて、クラスメイトから
「豆子」というあだ名が付いたくらい。


あれから、ウン十年・・・。
今もなお枝豆好きで、いつしか私の枝豆好きは
有名になり、今では知人や友人から、
「美味しそうな枝豆を見つけた」と、
お土産に買ってきてくれたり、
送ってくれるようにまでなった。
なんと有難いこと・・・。

その中でも、楽しみにしていることがある。


私のアシスタントをしてくれているスタッフの
お父さんが、ご自分の畑で作った枝豆を、
他の野菜と一緒に毎年必ず送って下さるのだ。


愛情かけて育てられた枝豆は、なんとも
言えない甘味を帯びて、本当に美味しい。


それに、自分の愛娘がお世話になっている
というお父さんの想いが溢れていて、
筆舌し難いものがある。



私は毎晩、仕事を終えると
交感神経がガンガンに働いてしまって、
なかなか寝付けない。


その日にあった出来事を振り返ったり、
執筆中の物語について、これで良かったのか、
もっと面白くするにはどうすべきか・・・
などと、いろいろな事を考えてしまうのだ
けれど、その時に大活躍してくれるのが、
この大好物の枝豆と赤ワイン。


このお楽しみタイムによって、
徐々に頭を休め、ようやく眠ることができる。

丹精込めて作られた枝豆のおかげで、
内容も熟成された今月の新刊
『ポレポレ日記(ダイアリー) 運命のいたずら』
(講談社青い鳥文庫)も、いよいよ発売。


枝豆の甘みと塩加減のように、
主人公ユズの、
甘くてしょっぱい恋のストーリーが
詰まっています。


発売は12日頃なので、もう暫く待っててね。



毎日暑いですが、
熱中症にはくれぐれも気をつけて・・・。


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