倉橋燿子セレクト・心に残ったシーン『パセリ伝説』編 Part8

From 倉橋燿子

雨が降ると土砂降り、
晴れれば災害級の暑さ。

なかなか酷な毎日ですが
なんとか乗り切りたいですね！

さて、今週は『パセリ伝説』
『memory8』です！

🚩倉橋燿子セレクト「心に残ったシーン」『パセリ伝説』編 Part8

『パセリ伝説memory8』は、
好きな表紙ランキングでも
上位にランクイン。

幸せそうなパセリと隼人を
カラーで見れる貴重な巻です💓

ですが、物語は表紙とは対照的に
パセリとミモザの対立が深まり、
激しさを増していく展開に。

まずは、あらすじをたどりながら
ふり返っていきましょ～！

『パセリ伝説memory8』

講談社青い鳥文庫

倉橋燿子／作　久織ちまき／絵

📕memory8のあらすじ　　　　

やっと再会できた母を失い、深く
悲しむパセリは、同時に母国アクア
の悲惨な現実に衝撃を受ける。

憎しみに突き動かされ、パセリは
ミモザに対決を挑もうとするが
事態は思わぬ方向へ……！

一方、マリモは北海道の地下室で
見たふしぎなレリーフから悪い予感
にかられ、５番目の星をもつ動物
モグラたちと共にラ・メール星を
めざすことに。

大切な人たちを守りたいと願う
パセリは、ミモザの闇の力に
打ち克てる！？

母を失くした悲しみと同時にミモザ
への怒りが爆発したパセリ。

―つらかったのは、
ミモザだけじゃない。
わたしだって、
さみしかったんだから！―

―母さまがミモザを許しても
わたしは許さない。
ぜったいに許さない！―

今まで抱えていた思いを
ようやく外に出せたパセリですが、
果たして、その思いは
ミモザに伝わるのでしょうか。

　　　　　★

それでは、発表です！

『memory８』のわたしの心に
残ったシーンは、こちらです！

８巻で、ようやく再会した
パセリと隼人だったけれど、
事態は急展開。

隼人は、パセリのもとを
再び去ってしまうことに。

４巻では、
「パセリちゃんは、
ぼくのたった一つの太陽」
と言っていた隼人ですが、
8巻ではかなり対照的なセリフに。

隼人は、パセリとミモザを
想うがゆえに、こうするしか
道がなかった。

なかなか表紙の絵のように、
ハッピーにはいかない
パセリと隼人。
見ているほうが
ヤキモキしちゃいますね……💦

他に、マリモが地球を出発する
場面や、秀人がフラムから脱出
するときのシーンも迷いましたが、
やっぱりココでしょう！と決断。

　　　　　　　★

８巻は、五星獣もそろい、
バラバラになっていた仲間が
再び集結し、知恵を出し、力を
発揮していく仲間感もポイント
の巻なので、時間があるときに
読んでみてくださいね。

では、また次回をお楽しみに～🌟

🚩８巻のためし読み

パセリと母さまのシーンから
始まり、マリモとウメ子＆
クリスティアーノが地下室で
奮闘するシーンも入っている
3章までが読めますよー！

　　　　　　↓↓↓

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