『小説・聲の形(下)』発売!
From 倉橋燿子
長い10連休が始まりました!
皆さんは、ゴールデンウイークを
どうお過ごしですか?
とうとう今日で平成も終わりますが、
平成最後の作品は、先週発売された
『小説 聲の形』(下)となりました!
大今良時先生のオリジナルコミックス
全7巻を、青い鳥文庫から
上下2冊にまとめて、ノベライズ。
上下巻ともに、全てのイラストが
大今先生の描きおろしで、
原作では見られなかった表情が
見られるなど、新たな発見が
もりだくさんですよ。
主人公の石田将也をふくめ、
主要8人の気持ちのぶつかり合いや、
すれちがいなど、感情がものすごく
リアルに描かれているこの作品。
表情一つ、情景一つ、どれも意味が
あって、それを細やかに読み解いて
文章にしていくのは、書き応えが
あって、本当に良い経験になりました。
主人公将也にとって、
一番重要な相手役西宮硝子は、
聴覚障害をもつ女の子。
マンガでも、将也と硝子が手話を
使って話すシーンが多々登場しますが、
手の動きをどう文章にしていくのか――。
さらには、クライマックスでもある、
花火大会のあとのベランダのシーンで、
将也がカメラを落としたところから、
硝子の手をつかみ・・・という
あの緊迫感をどう書くか――など、
試行錯誤しながら書きました。
そうそう。
花火をバックに描かれたイラストは、
原作の漫画では見られないカット。
ぜひ皆さんにも見ていただきたいなぁ~。
上巻には、大今先生からのご意向で、
オリジナルにはないシーンが追加☆
下巻は、物語も佳境になり、
ページ数も内容も厚みを増して、
読み応えのある一冊になっています。
子どもたちはもちろん
大人の方々にとっても、
青春時代をふり返りながら、
人間関係のヒントになることが
たくさん込められているので、
どうか手に取って
読んでみてくださいね。
そして・・・・・・
令和元年!最初の作品は、
『夜カフェ』3巻です♪
ジャイアントフラワーを持っている
花美、とってもかわいい♪
イラストレーターのたま先生が、
さらに花美たちを進化させて
かわいく、かっこよく描いて
くださいました~~(^^♪
3巻は、内容がとーっても濃いです。
怒涛の展開を、どうかお楽しみに……★
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